ホロコーストから半世紀。それでも世界は反省しない。ユダヤ人憎悪はいまだに根強い。なぜ?
 今でもヨーロッパ大陸ではユダヤ人への嫌がらせや暴行が後を立たない。スペイン、フランス、イタリーで目立つつ。
 ハーグ国際法廷はイスラエルの垣根設営を非難しながら、狂気と幻想に支配された過激派自爆テロには触れない。
 日本のマスコミは「暴力の応酬」というが実態は『狂気の自爆攻撃』に対する自己防衛である。パレスチナ人の中には垣根を越えて、イスラエルに逃げ込んでくるものが多い。かつての東ドイツと西ドイツに似ている。
 垣根のおかげで自爆テロは90%減少した。これはパレスチナの少年にとってもありがたい話だ。誰があんなものを好むだろうか。アラファトが築いた独裁テロ国家は北朝鮮に似ている。その実態は報道されない。日本の場合、現地に派遣された報道員が言葉がわからず、又聞きややらせにだまされていることもあるけれど。
 ユダヤ人はネシャマーが最も活性化した人々の集団だ。ネシャマーが眠った人種の目には、彼らは奇妙で得体の知れない人種と見なされ、自分たちに同化しないユダヤ人を憎んだ。
 そして彼らは世界征服を企てているというデマを世界中に流した。
 奇妙なことにアメリカはユダヤの国で、ユダヤはアメリカをあやつっって世界征服をたくらんでいるというデマである。
 実はアメリカは自由な国であり、人種偏見や人権をどう守るかに腐心している国だ。だから家柄や人種ではなく、実力で人間を見る。するとネシャマーの強い優れたユダヤ人が高い地位につくというのは当然の結果であり、彼らの才能が偉大なアメリカを作るのに貢献したのも当然である。
 ユダヤ人を迫害した国は衰え、ユダヤ人が自由に能力を発揮できる国が世界をリードする、という歴史的事実がある。最近のドイツやロシアを見れば納得できるだろう。『繁栄はユダヤに付いていく』はひそかにささやれてきた噂だが、これは事実。ただ皆大声で言うのを控えているだけ。
 もう一つ。重要なことは新約聖書、説くに福音書がユダヤ憎悪の源泉となったことである。
 クリスチャンはこの点を正さねばならない。それに目覚めたキリスト教の学者がユダヤの学者と協力して新約聖書を見直しているのがエルサレム・パースペクティヴ学派だ。
 英語で読むならJerusaremuPerspective.comを、また日本語ではその一端がミルトス社から出ている単行本で知ることができる。
 さらにネシャマー王国サイトへ http://www.neshama.info

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