アブラハムはいつも旅人をもてなした。
 彼らが食べ終わるとアブラハムは言った。
「祝福を言いなさい」
「何と言うのですか」
「『宇宙の神(【永遠】)はほむべきかな。その恵みの一部を私たちはいただきました』と言うのです」
 すると【永遠】は言った。

「被造物はわたしが彼らを創ったことを知らない。あなたは彼らにそのことを教えている。あなたを世界創造におけるパートナーとわたしは見なす」

 ゆえに「至高の神から、天地の所有者(コネー)となったアブラハムは祝福されるように」(創世記14・19)とある。

 コネーは「得る」を意味するが、それはアブラハムに関して言われている。彼は世界の共同創造者の資格を得た。天地創造の目的は、【永遠】に近づこうとする人間を創造することであった。【永遠】について人間に広く知らせる努力を続けるアブラハムは【永遠】の業のパートナーになった。

http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
http://www.geraldschroeder.com./ (シュローダー博士のHP[英文])

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