1989年3月23日、地球は何事もなかった。しかし僅か六時間の差で巨大隕石が時速72,000マイルの速度で地球軌道を正確に横切ったのである。もし衝突していたら二万一メガトンの水爆と同じエネルギーが一大陸を全滅させたであろう。
 直径一キロ十億トンののこの星屑は五百億年間太陽系の中をを周回していたのだ。五百億年の中のわずか6時間のすれちがいは七兆分の一の精密度を必要とする。
 これは偶然の幸運か?神の意志が働いたのか。誰かの祈りが通じたのか?
 6,500万年前地球を直撃した直系10キロの隕石は恐竜を絶滅させ、哺乳類へ、人間へ道を開いた。
 それは偶然の幸運か?それとも神の手による進化の微調整だったのか? すべては偶然なのか?見ざる手が、自然法則の裏で働いているのか?

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 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)

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