モナリザはキリストの妻か AT
2005年6月11日 モナリザはキリストの妻、マグダラのマリアの肖像だ、というレポート・ドキュメンタリーがビート・武の司会で復活祭の夜2時間放映された。
これは面白かった。
キリストはユダヤ人だから妻帯していた可能性は大きい。しかもその妻がもと娼婦だという可能性も大きい。預言者ホセアは淫行の女と結婚した。それも主が命じたことだ。
あるユダヤのラビは「結婚しない、子供を造らない」というのは、殺人の罪に等しいと説いた。しかし彼自信が結婚していないので聴衆にその点を衝かれると、「私はトーラと結婚している」と弁明した。このエピソードは、ユダヤ人には結婚がいかに重要な義務かが分かる。
キリスト〔=メシア(救い主)のギリシャ語訳〕は神ではない。だから結婚しても不思議はない。
イエスとは何者だったのか。最近の研究ではファリサイ派の中の、清貧を重んじる一派だったとされる。また異教徒的要素の多いガリラヤ地区の宣教に派遣されたとされる。
初期のキリスト教徒はみな自分をユダヤ人と思っていたから、イエス・キリストが人間で、妻帯し、子供がいても当たり前と思っていただろう。
しかしギリシャ・ローマ圏に入って、イエスを礼拝する一種の偶像崇拝が起こると、イエスを永遠普遍の創造主と同一者にする必要性から彼を神によって生まれた子供(ヘラクレスのように!)とし、すべてがそれにふさわしいように仕上げられた。
こうしてユダヤ人から一人のユダヤ人を切り離し、彼を殺した罪を着せて、ユダヤ人迫害が始まる。福音書=キリスト教聖典もすべてこの線に沿って仕上げられ、ついにホロコーストへの道のりを歩くことになる。
これは神から見ると大変な罪であった。しかしこのすべても神が裏で仕組んだものともいえる。
しかし一方で、神はダビンチ、アイザック・ニュートンなどを通し、イエスは人間であるという事実も伝え続けた。これも神の計画であるといえよう。
この神の計画はルネッサンスから始まった点を見落としてはいけない。すでに古代中世は終わろうとしている。人間はそこまできた。もはやイエスという仲介者は要らなくなったのだ。
ニュートンは3位一体を信じてなかった。しかし神の存在は論理的にありうると考えていた。
しかし異教徒や、一般大衆にはやはり神話や偶像が必要だった。それで神はそれを残したのであろう。
キリスト教はその点をよく考えないと二一世紀以後は空洞化、消滅の道をたどるだろう。
すでにアメリかでシュローダー博士の本が量子物理、天文物理の分野でベストセラーになっているのは、その予兆を感じさせる。
http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)
これは面白かった。
キリストはユダヤ人だから妻帯していた可能性は大きい。しかもその妻がもと娼婦だという可能性も大きい。預言者ホセアは淫行の女と結婚した。それも主が命じたことだ。
あるユダヤのラビは「結婚しない、子供を造らない」というのは、殺人の罪に等しいと説いた。しかし彼自信が結婚していないので聴衆にその点を衝かれると、「私はトーラと結婚している」と弁明した。このエピソードは、ユダヤ人には結婚がいかに重要な義務かが分かる。
キリスト〔=メシア(救い主)のギリシャ語訳〕は神ではない。だから結婚しても不思議はない。
イエスとは何者だったのか。最近の研究ではファリサイ派の中の、清貧を重んじる一派だったとされる。また異教徒的要素の多いガリラヤ地区の宣教に派遣されたとされる。
初期のキリスト教徒はみな自分をユダヤ人と思っていたから、イエス・キリストが人間で、妻帯し、子供がいても当たり前と思っていただろう。
しかしギリシャ・ローマ圏に入って、イエスを礼拝する一種の偶像崇拝が起こると、イエスを永遠普遍の創造主と同一者にする必要性から彼を神によって生まれた子供(ヘラクレスのように!)とし、すべてがそれにふさわしいように仕上げられた。
こうしてユダヤ人から一人のユダヤ人を切り離し、彼を殺した罪を着せて、ユダヤ人迫害が始まる。福音書=キリスト教聖典もすべてこの線に沿って仕上げられ、ついにホロコーストへの道のりを歩くことになる。
これは神から見ると大変な罪であった。しかしこのすべても神が裏で仕組んだものともいえる。
しかし一方で、神はダビンチ、アイザック・ニュートンなどを通し、イエスは人間であるという事実も伝え続けた。これも神の計画であるといえよう。
この神の計画はルネッサンスから始まった点を見落としてはいけない。すでに古代中世は終わろうとしている。人間はそこまできた。もはやイエスという仲介者は要らなくなったのだ。
ニュートンは3位一体を信じてなかった。しかし神の存在は論理的にありうると考えていた。
しかし異教徒や、一般大衆にはやはり神話や偶像が必要だった。それで神はそれを残したのであろう。
キリスト教はその点をよく考えないと二一世紀以後は空洞化、消滅の道をたどるだろう。
すでにアメリかでシュローダー博士の本が量子物理、天文物理の分野でベストセラーになっているのは、その予兆を感じさせる。
http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
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