ノアの大洪水の前と後で生じた最大の変化は人間の寿命である。
 洪水以前の平均寿命は840歳である。(最低365歳から最高969歳)。
 女性が子供生める年齢は65歳から187歳(平均115歳)である。
 ノアからアブラハムまでの寿命は短くなった。アブラハム99歳、サラ89歳というこの時点で子供を生むのは奇蹟と考えられた。洪水以前は標準だったのに。
 寿命が短くなったのは環境の変化による。また『神』は、人間があまり長く生きると死を目にすることが少なく、自分たちは不死だと錯覚する弊害が出るので、短縮した、とも言われる。
 洪水以前の寿命は現代人の約十倍である。(現代人は125歳が限度とされる)。
 これは作り話だろうか。そうではない。
 養鶏場、養牛場は、鶏の成熟を三倍早く、牛の生育を二倍早くした。寿命を三分の一,二分の一に縮めるのに成功したわけだ。
 現代人の寿命も十代で老いる者から百歳以上で老いるものまで多様である。
 洪水前の十倍の年齢はありえたし、今後またそうなるかもしれない。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
  http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文)

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