『神』は直接に自然界や人間のすることに手を出さない。
 ヒトラーの興隆も、破滅もすべて人間の選択と自由意志に任せた。
 しかしすべての背後に最終的に『神』のコントロールがある。
 「それは何か」を考えさせるのが、我らの中のネシャマーである。
 ヒトラーの暴虐を許したのは、おそらく、イエスが救世主ではないことを人類に教えるためだった。
 『神』はご自分の存在を広く知らせるためのメッセンジャーとしてイエスを選び、新しい契約を結んだ。
 その役割をイエスは果たした。しかし、人間は彼を人類の救い主であり、神様だと、勘違いし、ケプラー、コペルニクス、ニュートン、ダーウインなどを嘘つきだと呼んだ。しかし間違っていたのはキリスト教会だった。
 さらにクリスチャン同士が二度も世界を地獄の戦争に巻き込んだ。
 こんなことが重なると、誰もがイエスは本当に救い主なのか、メシアの時代は本当に来たのか、と疑い出す。
 『神』はこの疑いを起こさせ、『神』は自分のみであることを教えるために、あえて、ヒトラーを出現させたのこも知れない。
 神は自然現象と人の動きを通して自らの意図を現す。
 直接介入は天地創造のときに3回しただけで、その後はないことをあらためて、人類に教えたのではないだろうか。
 
 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文)

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