神聖受胎のもう一つの解釈は、受胎出産に関するラビの意見を異教徒にも分かりやすくしたもの、ということだ。

 「『神』は言った。『私達は人(アダム)を造ろう』」(創世記1・26)で、なぜ「私達」と複数になっているのか。この問題へのラビの解答は主に次のようなものである。

 男と女と『神』のシェキナ(臨在)の三者を指す。また地(男女)と天の二者を指す。
 いずれにしても『神』の立会いがないと子供はできない、ということ。
 ルカ伝も「いと高き者の力が【その影で】あなたを覆うであろう」(33・35)とあり、『神』が彼女と交わるだろうとは書いていない。
 こうしてマリはアダムの子孫であることを示している。そして濃いネシャマー遺伝子が授与されたことが暗示されている。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文)
 

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