植物も動物も、新種は突然現れる。新しい種として完成された姿で。

 トンボがカラスになったり、クラゲがマグロになったりしたとすればその中間形がたくさん現れて、その中で適者生存で生き残った者が繁栄するわけだが、それは実証されていない。

 魚竜は、ジュラ紀の化石に始めて登場する。その時には、ひれ、くちばしなど完全に発達したものを備えていて、一億年後に絶滅するときにも、何も変わっていない。

 被子植物は一億四千万年前に繁殖しtが、その前にその繁殖を示唆する化石は見当らない。

 中間(移行)形態が見つからないのは、少数だったので化石に残らなかった。局限された地域のみで始まった。頑丈に出来あがっていなかった、などの理由が考えらる。ティヤールは、これを「柄の消滅理論」としている。最初の移行形態は化石として発見されにくい、というわけだ。

 ミクロの進化はある。小さな馬が大きな馬になる。スミレの色が変わる。灰色の蛾が黒い蛾に変わる。しかしスミレが桜の木になり、黒い蛾がカラスになる。そのような進化は証明されていない。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文

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