ユダヤ人は『神』に選ばれた聖なる民と言われるが、「聖なる」は特別にありがたい意味はない。またユダヤ人が特別に優秀であったからでもない。

 「聖」の原語は「カデッシュ」で、これは「除けておく、別にする、分離する」である。「遮断される」とも言える。「彼ら(ユダヤ人)は離れて住む人々である」(民数記二三・九)とあるように。

 アブラハムは、太陽も月も星も火も水も礼拝しなかった。異教徒が礼拝するこれらのものは被造物に過ぎない、森羅万象を管理する者がいると考えた。そのために孤立した。すると『永遠』なる『神』が彼に現れた。

 ユダヤ人が聖書に忠実であればあるほど、孤立し、迫害される。それは今でも変わらない。しかし彼らはユダヤ人であることを止めない。

 彼らが神から受ける報酬は恵みの『知恵』である。『知恵』は世俗的なことにも関わるが、宇宙の秘密を探り、神により近づける『知恵』である。

 あなたが孤立しているとき、あなたは天使と出くわす可能性があるのだ。孤立を恐れては行けない。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文)

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