荒唐無稽な神話で解釈されていた世界は新しい夜明けを迎えた。創世記の出現である。

 子供を犠牲にし、処女を生け贄にし、賄賂を受け取り、近親相姦にふける、人間と神々が支配する世界に光がさしこんだ。

 元来宇宙は順序を追って秩序ができあがったものだ。これを創世記は「そして夕があった。そして朝があった」と表現している。「夕」はヘブライ語では混沌であり、「朝」は秩序である。これが六回繰り返される。そして人間ができる。

 ネフェシュ(生命)を持つがネシャマー(神の息)を持たない人間が地に満ちた。しかし神はその中アダムを創造しネシャマーを吹き込んだ。約五千七百年前である。

 神はアダムに新しい強い秩序を与えた。アダムの子孫は今の地球中に汲まなく広がって老いる。気づかないだけだ。

 彼らが地を制するだろう。そして人類を宇宙のはるかかなたに導くのである。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)(英文)

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