アダムの歴史書（10)アブラハムに一任　AT

　『永遠』はさらにアブラハムに言った。

　「おまえの名を大きくしよう。
　おまえは祝福となれ。
　おまえを祝福する者たちを祝福し、
　おまえを呪う者を呪う。
　地の家族はすべて、おまえによって祝福される」

　「名を大きくする」とは、「アブラム」の語に（h）を加えて「アブラハム」とすることである。『神』は（h）の音で宇宙を造った。すなわちアブラハムの形成には『神』が自ら手を加えたのである。

　「おまえは祝福となれ」は、今後は「今までは、世界の祝福はわたしの仕事だったが、今後はおまえに任せる。おまえが祝福したい者を祝福せよ」ということである。

　「おまえを祝福する者たちを祝福し、おまえを呪う者をわたしは呪う」とは、神はアブラハムを背後から堅く守っている、ということである。

　「地の家族はすべて、おまえによって祝福される」とは、将来、地球はそうなる、ということである。
　それは地球が終焉するまでに完成する、ということである。

　http://www.neshama.info/ （ネシャマー王国）
　http://www.geraldschroeder.com/ （シュローダー博士のHP）（