『神』はアブラムに命じて、三種のメスの子牛と、三種の雄山羊と、三種の雄羊と、山鳩と雛を、持ってくるように命じた。アブラムはそれらを持って来た。そして真中から裂き、互いに向き合わせて置いた。しかし鳥は裂かなかった。

 裂かれた獣は偶像礼拝の民の神々である。鳥はイスラエルである。

 「多くの雄牛が私を囲む」(詩篇二二・一三)
 「あなたが見た雄羊、角を持つ雄羊は、メディアとペルシャの王であっる」(ダニエル八・二一)
 「雄の山羊はギリシャの王である」(ダニエル八・二一)

 これらの王国はやがて滅びるという啓示である。イスラエルはとこしえに存在するという啓示である。

 事実、すべての王国も帝国も、興り滅びた。歴史は興亡の際限のないくり返しでしかないように見える。
 しかしただ一つ存続し発展してきたものがある。それはネシャマーの民、イスラエルの魂の深さと高さである。それは『神』が存在することの証明となっている。

  http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)( 英文)

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