『神』はアブラムに言った。
 「お前の子孫は、自分の物でない土地で暮らしを立てる異邦人となる。そしてその土地の者に仕える。彼らはお前の子孫を四百年間苦しめるだろう」

 『神』がアブラムの子孫を奴隷にするように定めたのである。彼らのなめる辛酸も『神』が決めたことである。
 『神』に選ばれるということは、このような苦悩を受けることをも意味する。

 『神』は続けて言った。
 「しかしわたしは彼らを奴隷にした民を裁く。そしてその後、お前の子孫を大きな財産と共に脱出させる。お前自身は長寿を全うして平安のうちに父祖の間に入る。ここに戻ってくるのは四台目の者たちである。なぜならそれまでは、エモリ人のとがが満ちていないからである」

  ここで言う「大きな財産」とは物質的と身だけではなく、恵みの『知恵』でもある。

 『神』が苦しめ、『神』が解放し、『神』が知恵を与える。

  http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)( 英文)

コメント