天使ミカエルはアブラハムに言った。
 「私はこの時を持ち帰ってくるだろう。おまえは生きていて、おまえの妻には男の子がいる」
 この言葉を盗み聞いたサラは腹の中で笑った。「ありえない!」。彼女は出産を告げた者が天使だと知らなかったからである。

 『永遠』はアブラハムに言った。
 「なぜ彼女はありえないと思うのか。そのままに受け取ればよいのだ。あるいは『アーメン、『永遠』がそのようになされますように』と言えばよいのだ」

 アブラハムは彼女に言った。
 「なぜ笑ったのか。『永遠』にできないことがあるだろうか」

 サラは畏れた。
 「笑っていません」
 アブラハムは言った。
 「いや、確かにおまえは笑った」

 サラは、告知が預言であることを知った。
 
 このような『神』の配慮はネシャマーに満ちた人に向けられる。

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)( 英文)

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