アブラハムは天使を見送り、彼らはソドムを見下ろす場所に来た。
 
 そのとき『神』は宇宙の万軍と天使達に言った。

 「わたしはアブラハムを天の諮問会議の一員とする。彼がソドムを滅ぼさないように懇願すれば、それはそれでよいのだ。彼がソドムを有罪と見て、裁きを望むなら、それはそれでよいのだ。わたしは彼を知っている」

 「彼を知る(イェダティヴ)」は『神』の『知恵』が知るのである。これを下界では『神』の摂理と言う。
 
 『知恵』は『神』を畏れる人を絶えず見守るように命じられている。
 『知恵』は一瞬たりとも目を離さない。

 「『神』は『永遠』を畏れる人から目を離すことはない」(ヨブ記三六・七)
 「見よ、『永遠』の目は『神』を畏れる人に注がれる」(詩篇三三・一八)

 http://www.neshama.info/ (ネシャマー王国)
 http://www.geraldschroeder.com/ (シュローダー博士のHP)( 英文)
 

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